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追記：静永先生のご厚意により１９９４年から１９９９年までのデータをいただきましたので、追記して記事を上げました。（９月２８日）
追記２：２００６−２００７年度会報の目次を追記しました。（２００７年１１月４日）
創刊号 １９９４ （原題：「第五回中唐文学会大会資料集」）
大会報告要旨
澤崎 久和 白居易の詩の比較表現
和田 英信 中唐文学研究会会員のみなさま
浅見 洋二 唐代における詩と絵画
浅見 洋二 詩は世界を画くか？―中唐期における詩と絵画
研究報告
市川 桃子 研究報告
植木 久行 現在の研究課題二則
大野 修作 研究報告
加藤 国安 研究報告
河田 聡美 動物のいる風景
齋藤 茂 研究報告（「日本残存資料による『全唐詩』改訂の試み」ほか）
副島 一郎 柳宗元研究の近況
中 純子 唐代の音楽文化史
西上 勝 「乱世」と歴史物語―欧陽修の『五代史記』を手がかりに
許山 秀樹 杜牧研究の現在
愛甲 弘志 研究報告
浅見 洋二 詩詞と禽言
論文要旨
赤井 益久 白居易と韋応物に見る「閑居」
赤井 益久 中唐における「吏隠」について
市川 桃子 唐詩の流れにおける中唐詩の位置―「桜桃」描写表現による分析―
市川 桃子 古典詩の中のはす
植木 久行 唐代作家新疑年録（７）―厳武・高駢・裴度・包佶・李百薬・李頻・盧綸―
植木 久行 『和漢朗詠集』所収唐詩注釈補訂（６）
植木 久行 卞孝萱「李紳年譜」補訂（上）[共著]
岡田 充博 登科以前の王昌齢（上・中）―王昌齢評伝一・二―
加藤 国安 杜甫と書について―七言古律詩成立に関連して―
加藤 国安 杜甫と「竹枝歌」
加藤 国安 杜甫の「拗格七律」
加藤 国安 杜甫の「倒」表現
加藤 国安 杜甫の「物我合一」的意境美とその詩表現―成都期の「江村」詩を中心に―
加藤 国安 杜甫の風のフォルム
川合 康三 中国における詩と文―中唐を中心に―
川合 康三 ことばの過剰―唐代文学の中の白居易―
せん 満江 李義山恋愛詩試論―士大夫文学における位相―
富永 一登 『文選』李善注に見られる修辞用語について
富永 一登 唐代における愛情小説の限界 ―「鶯鶯伝」についての私見―
中 純子 填詞への目覚め―白居易杭州刺史時期の文学的意味―
西上 勝 「好古」の精神と文学的想像力
西上 勝 唐代古文と興亡の理
許山 秀樹 「Ｖ殺」の成立と展開―漢から唐末までの詩を中心に―
畑村 学 韓孟の「城南聯句」―その競作意識と詩才錬磨―
古川 末喜 五言律詩の平仄式、及び拗句について ―教学上の観点から―
古川 末喜 中国の五言詩・七言詩と八音リズム
丸山 茂 唐代長安城の沙堤
三上 英司 韓愈の「詠雪贈張籍」詩について
三上 英司 韓愈詩における狂字の用法について
三上 英司 韓愈の「月蝕詩效玉川子作」について
愛甲 弘志 『皮子文藪』所収「鹿門隠書」について
浅見 洋二 初盛唐詩における風景と絵画
橘 英範 中唐唱和詩研究の問題点
増子 和男 唐代伝奇「杜子春伝」に関する一考察
松本 肇 白居易の散文
松本 肇 白居易の寓言詩―流動の美学―
第二号 １９９５ （原題：「第六回中唐文学会会報」）
研究発表資料
芦立 一郎 大暦詩へのアプローチ―銭起の場合―
岡田 充博 「板橋三娘子伝」をめぐって
森岡ゆかり 李商隠の女性描写について―「細腰」の語を中心として―
研究紹介
加藤 国安 研究動向について―［ゆ#24254］信論・その他―
齋藤 茂 『趙志集』訳注作業からの報告
谷口 明夫 研究報告：『陸宣公集』とその注解
下定 雅弘 拙著紹介：『白氏文集を読む』
大野 修作 中唐期の書論―『書断』から『述書賦』―
大野 修作 黄庭堅の詩にあらわれた「名人」について―換骨奪胎弁―
許山 秀樹 『樊川文集夾注』の成立と版本
許山 秀樹 口語系資料における「Ｖ殺」の諸相―『遊仙窟』『敦煌変文集』『祖堂集』『朱子語類』の用例から―
森岡ゆかり 李商隠の「聖女祠」三首について
森岡ゆかり 李商隠の見た玄宗と楊貴妃―「龍池」詩を中心に―
湯浅 陽子 現在の研究状況1995：蘇軾の詩文について
神鷹 徳治 研究余録：袁［耳火衣#35111］の一資料・袁［耳火衣#35111］の事跡
学会あれこれ
市川桃子／河田聡美／せん満江 ９４年度中唐文学会を振り返って―幹事鼎談―
齋藤 茂 韓孟聯句読書会の紹介
古川 末喜 中唐文学会について気ままに思うこと
松本 肇 中国文学研究に新たな胎動 ―「中唐文学研究会」の成立―
第三号 １９９６ （原題：「１９９６年度中唐文学会報」）
講演要旨
妹尾 達彦 中唐社会論
大会発表要旨
松原 朗 大暦期の離別詩
久田麻実子 墓誌銘の歴史―唐代に至る墓誌の変遷について―
川口 秀樹 唐代小説に於ける娯楽性に就いての一考察 ―「崑崙奴」を中心として―
各部会活動報告
松本 肇 中唐文学会関東部会活動報告
古川 末喜 九州中四国地区の劉禹錫読書会の報告について
せん満江／許山秀樹 桜林詩会の紹介
個人研究紹介
市川 桃子 仏訳唐詩集“Poésies de l'Époque des Thang”に見られる「詩経」観
古川 末喜 五言律詩の平仄式はなぜあのように決まっているのか？
赤井 益久 白詩風景小考―「竹窓」と「小池」を中心として―
会員消息
付録
玉城 要 中晩唐文学研究文献目録
第四号 １９９７ （原題：「第八回中唐文学会会報」）
研究篇：論文
蒋 寅 至法无法：中国詩学的技巧観念
葛 暁音 盛唐‘文儒’的形成和復古思潮的濫觴
西尾 俊 「王梵志詩集序」について
余 金龍 李商隠の生年考
研究提要
赤井 益久 唐伝奇における第三人物形象について
赤井 益久 郡斎詩について
馬 承五 中唐始期的詩人心態与詩歌流向
松本 肇 私の柳宗元研究
蒋 寅 わが大暦詩歌研究（訳：赤井益久）
森岡ゆかり 李商隠の研究（『李商隠詩歌中の女性形象』簡介）
紹介・報告
諸田 龍美 研究紹介
市川 桃子 文学遺産編集部
せん 満江 劉禹錫読書会報告
許山 秀樹 中唐文学会春季仙石原合宿報告
松原 朗 中唐文学会1997年夏季合宿研究会
森岡ゆかり 聯句夏合宿について
資料篇
三上 英司 『新唐書』所載諡号一覧
加藤 聰 近体詩韻律関連研究文献目録
永和里佳子 劉禹錫研究文献目録（中国編）
第五号 １９９８ （原題：「中唐文学会報１９９８」）
論文
市川 清 中唐前期の六言詩
佐藤 正光 『唐詩三百首』注釈閑談
蒋 寅 対王維“詩中有画”的質疑
研究提要
赤井 益久 大暦から元和へ―「中唐」の文学史的意味―
植木 久行 詩跡への誘い
古川 末喜 唐代の農業詩について
松本 肇 私の柳宗元研究（２）
矢野美奈子 孟郊に繋がる復古主義者の系列
芳村 弘道 張旭・顔真卿新出墓誌瞥見記
書評
土屋 昌明 『広異記』の研究について―GLEN DUDBRIDGE氏の著書をめぐって―
森岡ゆかり 劉学［金皆#37703］著『李商隠詩歌研究』
学術報告
赤井 益久 孟浩然読書会簡介
畑村 学 劉禹錫読書会の報告
学林随想
葛 暁音 鐘声里的遐思―林庚先生瑣記―
丸山 茂 運命の贈り物 ―恩師平岡武夫先生と巨匠チェリビダッケ―
会員消息
研究動向
松本 肇 戦後日本における柳宗元研究の動向
論文
神鷹 徳治 『管見記』紙背の『文集』について―解説と翻字―
第六号 １９９９ （原題：「中唐文学会報１９９９」）
講演要旨
William Nienhauser Two Tang Tales（二つの唐代伝奇）
論文
好川 聡 柳宗元の柳州詩―蛮夷の風景―
澤崎 久和 偶作詩と白居易
講演再録
孫 昌武 韓愈の人と文学（訳：内山精也）
資料
川口 喜治 孟浩然詩注作品対照表（増補版）
畑村 学 張籍研究文献目録
川口 秀樹 隋唐小説研究文献目録1990〜99年
書評
齋藤 茂 陶敏・王友勝著『韋応物集校注』
活動報告
市川 清 孟浩然・元［禾眞#31289］読書会の報告
愛甲 弘志 中唐という時代を知るために―聯句から『御覧詩』へ―
永和里佳子 劉禹錫読書会の報告について
会員消息
論文
森岡ゆかり 故宮博物院蔵杜牧「張好好詩」本文小考
せん 満江 旧宮人を詠じた詩について
第七号 ２０００ （原題：「中唐文学会報２０００」）
論文
張 伯偉 隋唐五代文学批評総説
周 建国 中晩唐党争中的文人們
三上 英司 唐代の贈諡に関する幾つかの事柄
古川 末喜 杜甫の農的生活を支えた使用人と［き#22804］州時代の生活詩
寺尾 剛 「詩跡」研究の意義について
論文概要
屋敷 信晴 杜光庭『神仙感遇伝』について
松本 肇 柳宗元の望郷詩
文献目録
高橋 良行 劉長卿関係文献目録
書評その他
齋藤 茂 郁賢皓・陶敏著『唐代文史考論』
齋藤 茂 戴偉華著『唐代使府与文学研究』
赤井 益久 孟二冬著『中唐詩歌之開拓与新変』
高橋 良行 新刊紹介：儲仲君撰『劉長卿詩編年箋注』／楊世明校注『劉長卿集編年校注』
須藤健太郎 新刊紹介：孫昌武著『隋唐五代文化志』―孫隋唐五代文化学への誘い―
植木 久行 近刊新著紹介：『続校注唐詩解釈辞典付歴代名詩選』
活動報告
梅田 雅子 第五回劉禹錫読書会の報告
土谷 彰男 元微之読詩会活動報告
会員消息
論文
坂井多穂子 寵物を悼む文学―皮日休から梅堯臣まで―
森岡ゆかり 日本における許渾詩受容を示す幾つかの資料について
加藤 国安 許渾の僧院詩とその意境―言葉、そして時を越えて
第八号 ２００１（この号よりISSN番号取得）
☆第１２回大会プログラム
論文・書評
永田 知之 先達の姿―唐人の意識下に於ける陳子昂―
坂井多穂子 梅尭臣の贈受品詩について
森岡ゆかり 青木正児の学術研究から照射した『書論と中国文学』
柴 格朗 「劉白呉洛寄和巻」にみられる劉禹錫の政界への執着
研究文献目録
石村 貴博 劉禹錫研究文献目録［2001.4現在］
高橋 未来 杜牧研究文献目録1945〜2000
研究報告
角田 美和 第六回劉禹錫読書会の報告
森岡ゆかり 台湾の研究プロジェクト「東亜近世儒学中的経典詮釈伝統」について
森岡ゆかり 研究報告（2000年6月〜2001年6月）
土谷 彰男 元微之読詩会 活動報告
尾形 幸子 学会参加報告―世紀之交杜甫国際学術研討会に参加して―
付録
「中唐文学会報」既刊号目次（創刊号1994〜第七号2000）
「中唐文学会」大会記録集成（第一回1990〜第十一回2000）
第九号 ２００２
論文
曾 棗荘 杜甫与唐代詩壇
浅見 洋二 詩与“本事”、“本意”以及“詩讖”――論中国古代文学作品接受過程中的本文与語境的関係
高橋 朱子 『五経正義』の「性」と「情」
古川 末喜 杜甫の浣花草堂――その外的環境、地理的景観について
高 倩藝 王維「［もう#36638］川集」の響き――韻攝の観点から
書評
齋藤 茂 劉学鍇、余恕誠著『李商隠文編年校注』
劉夢得の会 第七回劉禹錫読書会報告
愛甲 弘志 ？？？の会、改め東山之会
丸山茂・梅田雅子 劉禹錫散文研究会
川合 康三 アメリカにおける唐代伝奇研究――ニイハウザー教授主催の研究会の報告
水津 有理 ロンドン留学便り――シノロジストへの最初の一歩
資料
土谷 彰男 『唐五代文学編年史・中唐巻』人名索引
第十号 ２００３
論文
李 浩 唐代杜氏在長安的居所
高 倩藝 王維氏における声母の効果 ―牙音―
齋藤 茂 孟郊と淡然 ― 「淡公を送る十二首」をめぐって―
中尾健一郎 孟郊の陶淵明受容について
静永 健 「衛公宅静閉東院」考 ―白居易新楽府牡丹芳私注―
呉 懐東 論晋宋之際的政治転型与文学革新
訳注
劉夢得の会 第八回劉禹錫読書会報告
石村 貴博 「劉氏集略説」訳注
劉禹錫散文研究会 劉禹錫散文訳注
報告
鈴木 崇義 劉禹錫散文研究会活動報告
湯浅 陽子 「東山之会」活動報告
妹尾 達彦 「唐代の新しい見方」国際会議（2002年4月18・19・20日 于プリンストン大学）に出席して
小嶋明紀子 元［禾眞#31289］読書会活動報告
資料
土谷 彰男 『唐五代文学編年史・初盛唐巻』人名索引
第14回大会研究発表要旨
第十一号 ２００４
論文
高 倩藝 王維の詩における歯音の効果
古川 末喜 秦州期間・杜甫の隠遁計画と農業への関心
秋谷 幸治 白居易の詩観の二つの変化 ―江州左遷期の詩作の変化をもたらしたもの―
溝部 良恵 牛粛『紀聞』について―「呉保安」を中心に―
北野 元美 蘇舜欽詩論―その個性に対する一考察―
訳注
劉夢得の会 第九回 劉禹錫読書会報告
高橋朱子・石村貴博 『辯易九六論』訳注
書評
紺野 達也 楊文生（編著）『王維詩集箋注』
齋藤茂 王小盾『従敦厚学到域外漢文学』
報告
石村貴博 劉禹錫研究会活動報告
渡部れい子・紺野達也 元微之読書会活動報告
森岡ゆかり 鈴木豹軒碑碣簡介
資料
高橋 未来 杜牧研究文献目録補遺2000〜2003
土谷 彰男 『唐五代文学編年史・晩唐巻』
静永 健 日本における杜甫研究主要専著および研究者解題
第15回大会研究発表要旨
訳注
柳宗元読詩会 柳詩読詩会―永州と柳州の狭間―
第十二号 ２００５
論文
中文摘要
劉 寧 論韓文“不平之鳴”的抒情特色
古川 末喜 杜甫とらっきょう（薤）の詩 ― 秦州隠遁期を中心に
大山 岩根 李商隠「有感二首」について ― 杜甫「有感五首」との比較より見る
書評
野村 鮎子 姚平『唐代婦女的生命歴程』
門脇 廣文 「型」の探求と確立 ― 『中国古典詩学への道』［松浦友久著作選４］
報告
劉夢得の会 第10回劉禹錫読書会報告
劉禹錫研究会 2005年度劉禹錫研究会活動報告
柳宗元読詩会 柳宗元読詩会 ― 元和十年、別れの贈答詩から
高芝 麻子 【補説】柳宗元・劉禹錫の贈答詩六首における作者問題について
森岡ゆかり 鈴木虎雄と新聞『日本』 ― 「漢文科廃すべき乎」の紹介
資料
静永 健 補遺・日本における杜甫研究主要専著および研究者解題
土谷 彰男 『唐五代文学編年史・五代巻』人名索引
第十三号 ２００６
論文
中文摘要
静永 健 千載佳句集所引耽［さんずい韋#28235］詩異文考
傍島 史奈 詩禅間の矛盾と詩僧――皎然にみえる解決――
古川 末喜 杜甫の詩に描かれた［さんずい襄#28732］西宅の位置について――白帝城東、草堂河西――
チーム市川 詩人の個性――詩語による分析の試み――
報告
劉夢得の会 第十一回 劉夢得の会読書会報告
高芝 麻子 ２００６年度関東部会夏合宿報告
渡部れい子 唐代文学学会に参加して
溝部 良恵 ＥＡＳＣ（欧州漢学学会）第１６回大会に参加して
池田 智幸 武漢留学便り――この一年を振り返って
遠藤 星希 復旦の新たな顔「光華楼」簡介
第十四号 ２００７
論文
中文摘要
石村 貴博 四部叢刊本『劉夢得文集』の作品配列をめぐって
大山 岩根 李商隠詠史詩に詠じられた陳の後主
銭 志熙 絶句の発生と盛唐絶句芸術（土谷彰男訳）
チーム市川 「腸」表現による中国古典詩の分析――詩人の個性
紫 陽 会 新井白石『陶情詩集』――中国古典詩研究の立場から
報告
石村 貴博 ／ 愛甲 弘志 ／ 赤井 益久
最近十年の日本に於ける唐代文学研究の状況について
書評・文献紹介
紺野 達也 許連軍『皎然「詩式」研究』
静永 健 謝思［火韋#29010］白居易詩集校註≫述評――兼祝其新刊発行（陳［羽中#32704］訳）
